専門的技術を要するプロの仕事人からの生の声をお届けする企画。

様々な仕事、そして技術・・・
  その道のプロの現場からのメッセージが 今 伝わる!!

プロの哲学を覗いてみましょう。
記念すべき第1回は、犬(ワンちゃん)とのお仕事で
新たなジャンルを切り開いた第一人者
ERIさんに直撃インタビュー!!
ドッグスタイリスト」について、お話をいただきます。

 

なぜドッグスタイリストになろうと思ったのですか

一番はティナと常に一緒にいられるお仕事をしたいという
思いからです。
それが叶う仕事がないか探しましたね。あと、誰もした事がないような新しいジャンルを創って活動してみたかったんですよね。
そして辿り着いたのがドッグスタイリストになります。


実際にどんな感じで仕事をしていますか

具体的にはワンちゃんのお洋服選びから既にはじまっていますよね。それは人間のモデルさんにスタイリストがつくのと同じスタイルです。それをそのまま受け継いでワンちゃんのドレスアップをします。
お洋服が決まったら、実際撮影現場に立ち会い
カメラマンさんが撮影に集中できるようにお手伝いをします。

 

カメラマンの助手のような感じですか


いわゆる「助手」とは少し違いますね。例えばカメラマンさんの助手であれば、レンズやフィルム交換の補助からストロボの光量調整まで他にもありますが、そこで私がすることというのはワンちゃんの目線をカメラのレンズに誘導したり、立ち位置の微妙なズレを調整したりなんですね。現場の状況をみてスムーズに撮影が進められるようにします。
ワンちゃんをあやしてみたり緊張をほぐしてあげたりいろいろあるのですが、そのワンちゃんにとってその瞬間の一番良い状態を引き出してあげられるようにしています。


やはり知識があってはじめて見極めができるということですね

そうですね。確かに無いよりはあったほうが・・・(照)
例えばワンちゃんのしっぽが足の間に入ってしまう。
そういったことはどうしても起こりうることなのですが、それは写真として出来上がったときNGだと思うので、そういうワンちゃんの仕草や状態をちゃんとみてステキな写真にしていくマネージャー的存在でありたいという意識が常に頭の中にあります。
あと撮影のときオーナーさんの協力はすごく大事なのですが
それでも、どうしても上手くいかない場合もありますので、そういったときお手伝い出来るようにしています。

 

トレーナー的な要素も含まれてくるのですか

ドッグトレーナーさんの場合ですと、すぐアシスタントにつきやすいのかも知れないですけど、撮影現場ではさらにライティングに対して影をつくっちゃいけない、自分が邪魔しちゃいけない立ち位置だとかそういった知識も必要とされてくると思います。そうですね、ドックトレーナー的な知識も持ちつつ現場にもスムーズに対応できなければいけないと思いますね。
ただ、すごく難しい仕事だと思われるかも知れないですけど
私としては主婦の方でもワンちゃんと常に一緒にいながらお仕事がしたいと思ったとき「私でもなれるかも」と思っていただけるようなそんな存在でありたいと思ってます。


犬種によって仕事に違いは出ますか


違いは出ると思うのですが、やはりあとは躾の入り具合によって
撮影現場でも仕事の差が出てくると思います。


現場で大変だったことなどはありましたか


食べ物にもおもちゃにも興味を持たないワンちゃんを誘導するのは大変ですね。どちらかに興味があればおぼえも早いんですけどね。そんなときはもう時間を
かけてその場の空気に慣れてもらって緊張をほぐしてあげます。
あとはオーナーさんの好みの顔つき・表情に仕上がらないときです。
何をみてカッコいい・カワイイが決まってくるのかは人それぞれですからね。
でもそこが大事なところで、カメラマンさんとスタイリストとオーナーさんとのコミュニケーションのとりかた、タイミングのつかみ方がしっかりしていると、難しいと思われていたことが噛み合ってくるんですよね。

 

 

オーナーさんにアドバイスといいますかメッセージなどございましたら


ワンちゃんの一番の理解者であるオーナーさんの協力があってこそ良い撮影に繋がっていくと思います。そして、ワンちゃんにとって一番のマネージャーもまたオーナーさんなのですが、私は本当の意味でその子を売り出していけるようなマネージャー的存在でありたいです。
初めての撮影現場で緊張したり不安があるときはどんどん頼っていただけたらと思います。いずれはCMやオーディションの宣材写真などでもアシスタントを
をしていきたいですね。


最後になりますが、常に一緒にいることでワンちゃんとのくらしの見本にもなりますね


一緒にいたいけどトレーナー・カウンセラーは案外自分のペットとは一緒にいる時間は少ないんですよ。ドックスタイリストであれば許される撮影には毎回一緒に行けるし、移動カフェみたいな感じで(笑)常に共に過ごす一緒にいる生活見本というか常に一緒にいられるお仕事の世界を創っていけたら
いいなと思っています。

 

今回はドッグスタイリスト・ERIさんからの大変貴重なお話の数々でした。
次回もまた、プロの仕事人からの生の声、プロの哲学を覗いていきましょう。
次回もおたのしみに。

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